invertedsky’s blog

初めまして。本の感想とかを書いていけたらと思ますが、どうなるかはわかりません。

本の紹介〜健康、生活リズム〜

最近読んだ本で、ためになったなーと感じた本について少し書いてみようと思います。

記念すべき一冊目はこちら、
「くすりはいつ飲めば効く?ー生活リズムと時間治療ー(吉山友二著)」
です。


くすりはいつ飲めば効く?―生体リズムと時間治療 (健康とくすりシリーズ)



発行は平成13年ですので、けっこう古い本と言えるかもしれません。


私は近くのブックオフで偶然見つけ、斜め読みして少し面白そうだったので購入して、読みました。(ちなみに状態はあまり良くなく、350円でした)


内容としては、タイトル通り、薬物の体内動態と、薬を体内に入れる時間の関係や、人間の生活リズムについての記述がメインです。


薬物動態の方に関して言うと、抗ガン剤や、気管支喘息の治療薬など。その他諸々に対する薬を、人間が1日を過ごす24時間の中で、どの時間帯に体内に取り入れるかで、その後の効果や副作用に差がでることが最近の研究により分かってきた、といった内容です。


読んでいて、なるほどーと思ってはいたのですが、何しろここでの「最新の研究」とは、もちろん当時、2001年での話です。


つまり今現在(2017年)から遡ると、16年前になります。


ですので、今はもしかしたら当時とはまた少し違う認識になってる可能性もあるなと思いつつ、ふむふむと読んでいました。


そしてもう一つは、生活リズムに関するものです。


夜遅い時間になっても眠くならなず、朝になってもなかなか起きれないといった方は以外と少なくないと聞きます。


現に私も少しそんなところがあったりします。


で、生活リズムを整えるにはどうすればいいのでしょうか?


この本ではそれについても触れられています。が、結果的に言うと「そんなことはとっくに知っている」と言われるようなことばかりかもしれません。


まず、人はそれぞれサーカディアンリズムというものを持っている、ということです。


これは「概日(がいじつ)リズム」といい、人の持つ生体リズムのことです。体内時計ともいいます(毎日決まった時間になるとお腹がすく、などのあれです。)


そしてこれはなぜか24時間ではなく、25時間周期だということです。


ですが1日は24時間です


そこで毎日人は、この生活リズムを調整して生きているということなのです。


その調整役を担っているのが、以下6つの要素になります。


①光(明暗)

②食事

③運動

④社会的因子

⑤環境

メラトニン


それぞれ詳しく説明…をしようと思いましたが、長くなりそうなのでやめます笑


簡単に言うと、

①は毎朝光を浴びる(特に目で光を認識することが大切)

②はできる限り毎日三食同じ時間に食べる。朝食が大事。毎食ごとの栄養バランスも意識する

③は適切な運動を定期的にする

④は毎日学校や会社に行く

⑤は身の回りの物理的な環境(温度や湿度、騒音や振動)が生活リズムに影響を与えるので、快適な生活環境を整える

⑥は長くなるので割愛

といったことです。


運動やバランスのとれた食事などは、もうこれでn回目…といったことかと思います。


つまり誰でも、何回、何十回と今までにも見聞きしたことがあることかと思います。


生活習慣病の予防など、最近はどこでも『「定期的な運動」、「バランスのとれた食事」、「ストレスをためない」ことが大切!』と耳にしますし、多くの方が「そんなことは分かってる。でも実際に達成するのは難しい」と思われてたりするのではないでしょうか?(少なくとも私はそうです笑)


ですがここで思ったのは、やはりこれらは大切なんだなと言うことです。


つまり、今何かしらの生活リズムや体調があまり良くないといった方は、とりあえずこれを意識してやるしかない、ということです。


すなわち三食同じ時間にできるだけバランスのとれた食事をし、運動をできるだけ定期的にする、といったようなことです。


なぜか書いてるうちに本の内容の紹介からズレてきてしまったきがします…(なんとなく)


ちなみに私は以前は食事に1日2食で、バランスは野菜が少なく炭水化物が多く、運動はそこそこ、といった生活をしてたということに、改めて見直してから気づき、最近はできるだけ1日3食にし、栄養バランスも意識し始めました。


すると、以前よりも気持ちですが、日中の眠気が減り、ちょっとだけマシな生活リズムを取り戻せた気がします(まだそんな歳でもないはずなのですが…)


まあただ生活リズムなどは人それぞれだと思いますし、食事にしても運動にしても、自分に最も合ったものに合わせることが出来ていれば、それが一番だとは思います。


ですが、何か日中眠気があったり、夜眠りにくい時が続くようなことがありなかなか解決しない場合は、これらの基本的なところから一度実践してみることも大切だと感じました。(まあ案外それが一番難しいのかもしれませんが。)


本の紹介をするつもりが、結局本の紹介はあまり出来ていない気もしますが、1回目なのでよしとします。笑


こちらの本が気になられた方は、是非アマゾンでポチるか、近くの古本屋に行くか(あるかな…)、図書館で借りて、読んでみて下さい。